オフショア開発とは簡単に言えば、海外のエンジニアに開発プロジェクトを発注することです。現在オフショア開発の場として注目されているのは、人口増加とIT技術の発展が急速に進んでいるアジアの国々です。中でも、国をあげてIT政策に力を入れているバングラデシュは、人件費が安く、優秀な人材に委託可能という点で特に注目されています。IT人材不足が進む日本では現在、WEBシステムやスマホアプリなどの開発プロジェクトに関してローコストかつハイクオリティのオフショア開発を利用することが増えています。本日はオフショア開発会社としてNascenia Ltd「ナセニア」のようなバングラデシュの会社をおすすめする理由を説明させて頂きます。
それでは、バングラデシュでのオフショア開発で得られるメリットについて解説します。
- 世界基準の高品質な開発・若い世代のITエンジニアの増加
バングラデシュの人口はおよそ1億7千万人で、その半数以上が25歳以下の若者で溢れています。その若者達の中でも特に人気のある職業はITエンジニアで、毎年膨大な数の学生がコンピュータ理工学部を専門に大学を卒業しています。
バングラデシュ政府が全国IT化を目指すITイニシアティブ、「デジタル・バングラデシュ」を推進しており、情報通信技術(ICT)エコシステムの強化に取り組んでいるため、デジタル技術を持つ人材の数は、急速に増加しています。若い才能に恵まれたバングラデシュの IT サービス業界の成長は目を見張るものであり、国内外の主に銀行や通信セクターのお客様にサービスを提供しています。加えてバングラデシュの新興 IT アウトソーシング企業はヨーロッパ北米等を中心に、すでに高い信頼を得ています。
その中でも優秀な大学を卒業し、確かな実績のある開発者達が当社Nascenia(ナセニア)には在籍しています。Ruby on Rails、Python、Java、PHP、.Net、AngularJS、ReactJS等の技術を使うWEBアプリケーションやAndroid、Kotlin、Swift、Flutter等を用いたモバイルアプリケーションの開発経験のある優秀な開発者を雇うことが可能です。
- コスト削減・チームサイズの柔軟性
オフショア開発を行うことにより採用コスト、ディテールコストなど、大幅なコストダウンが可能です。バングラデシュでのオフショア開発は日本の開発者に比べて人件費が安く、リソースの質も非常に高いため、プロジェクトの品質や専門性のレベルを落とすことなく、より少ないコストで開発することができます。また、ベトナム、中国、インド、ミャンマー等他の国に比べても人件費が安いため(会社によって例外はある)、採用コストを抑える同時に、優秀なIT人材を確保することが可能です。
また、ラボ開発にて対応する場合、チーム単位と期間で開発リソースを提供することになるので、チームサイズは必要だと思ったときにいつでも変更することが出来て、仕様変更にも柔軟に対応することができます。
加えて、バングラデシュオフショア開発の成功ポイントについて簡単に説明したいと思います。
1.コミュニケーションを頻繁にとること
オフショア開発ではコミュニケーション不足や言語の問題による誤解によるミスが起こらないよう気をつける必要があります。そのため、定期的なミーティングを行ったり、プロジェクトマネージメントツールや、Google Meet、Zoomなどのオンラインプラットフォームを使い、仕事の内容を頻繁に確認し合ったりして、コミュニケーションギャップをなくすことが非常に重要です。この点で、ナセニアでは、お客様と頻繁にコミュニケーションを取ることにより、誤解を避け、バグを防ぎ、作業時間の節約が出来るよう努めております。これにより文化的な違いから日本の常識が通じないということも防ぐこともできます。また、殆どの開発者が英語を話すことができ、日本語または現地の言語でやり取りをできるブリッジSEもいるため、言語の壁を乗り越えることができます。
2.適切な技術パートナーを選択
パートナー企業を選ぶ際には、コミュニケーション力が高いこと、適応能力があること、似ているプロジェクトで実務経験があること、また、創業年数が長く、相当期間開発業務に携わっていることを確認しましょう。また、企業様の評判やお客様からのフィードバックも確認するとよいでしょう。
3.詳細な仕様書を作成
ソフトウェア開発において最も重要な要素の1つは、詳細なプロジェクト仕様書を作成することです。要件がきちんと決まっていなければ、開発の見積もりを適切に行うことが難しくなってしまいます。また、頻繁に仕様を変更すると、より多くの作業時間がかかるでしょう。そのため、プロジェクト要件をきちんとまとめてから開発を行うことが重要です。プロジェクト開発中に、要件変更が必要になった時は、双方で、よく話し合いながら変更作業を進めていきましょう。